 |
新システム開発へ準備着々
|
|
大証が統合ネットワーク構想を公表して以来、ロイヤルブルーは大証のITパートナーとして、新清算システム、新売買システム、新相場システムに対するインターフェース構築に向け、分析に着手、開発に励んでおります。実は、ロイヤルブルーはこれまでに、全世界で50件にのぼる取引所インターフェースの新構築・更新プロジェクトを受注し、そのすべてを成功裏に完了してきました。今回の大証プロジェクトに対しても、高い技術力を誇るエンジニアを総動員し、ロイヤルブルーは現行システムから新システムへ、円滑かつ安全な移行をお約束します。
大証新売買システムには、現行システムにはない、新たに導入される項目がいくつかありますが、それらは必ずしもFidessaにとって新しいとは限りません。
|
|
任天堂の気配値画面 |
|
例えば、新たな注文タイプとして導入されるStopMarketOrder、StopLimitOrderは欧米市場では一般的な注文タイプであり、欧米市場で生まれ育ったFidessaにしてみれば、デフォルト機能なのです。また各Fidessa モジュールは、極めて洗練された柔軟なシステムであるため、さまざまな機能が容易に実装できます。新売買システムでは、値段と数量の同時訂正や限度値段設定等の機能が追加されますが、これらを対取引所ラインハンドラーに実装するのはもちろんのこと、さらに応用して、ユーザーごと、部署ごと、あるいは市場ごとに、値段、数量や約定代金の入力限度等のチェック項目を設定することも、Fidessaの注文管理モジュールがかねてから実践してきたことなのです。
大証新売買システムでは、電文のブロッキングが導入され、参加者システムでは、注文電文(新規・訂正・取消)を最大20件までブロッキングでき、しかもオークション、Jネット、立会外の各市場の混在が可能になるため、注文処理速度は格段に向上するでしょう。
Fidessaは、電文ブロッキング、およびブロックされた通知の分割受信に対する最適化アルゴリズムを開発済みであり、この技術を大証新システムにも応用し、注文/約定処理の効率化を図ります。
さらに、大証新売買システムでは、ハートビート電文やキープアライブ電文を新設し、システムや回線の障害検知が高度化するとともに、これまでは取引所端末でのみ操作可能だった代行や再送要求も参加者システムで賄えることになります。Fidessaでは、障害時に、他の論理端末に自動的に代行したり、最終電文を検索し抜けている電文の再送をすみやかに要求する態勢が整っています。もともとFidessaは、サーバや回線の本番/予備の冗長構成が標準であり、さらには災害時および災害復旧時の業務持続プランもコンサルタントいたします。したがって、Fidessaの耐障害性は折り紙付きといえましょう。いかなる事態においても、もっとも安全にかつもっとも安定して業務を継続できるシステムとして、Fidessaを推奨します。
|
|

ストップ値段項目項目のある注文入力画面 |
|
Jネットおよび立会外取引機能も、オークション取引とともに、大証新売買直結システムで取り扱われるようになります。したがってFidessaのユーザーは同一画面から、現物のポジションを立会取引で積み上げつつ、立会外で、VWAPギャランティ取引や決め商いといったリスクを伴う委託取引のヘッジをすることも、現物バスケットと先物を交換するEFP取引を行うことも、また大口のオプション取引でバタフライやカレンダースプレッドといったストラテジーや合成商品を編成することも、容易に行うことができるようになります。
このポジション管理/リスク管理も、Fidessaのデフォルト機能です。Fidessaでは、ポジションをリアルタイムで管理しており、損益計算や建玉の決済や新規の別、および信用取引の有無を、口座別、ユーザー別、セクター別にモニタリングします。モニタリングのクライテリアや前日比、前月比、前期比など比較基準は、非常に柔軟に設定でき、エクセルやアクセスとリンクすることで、さらに複雑な理論価格の算出やストラテジーの損益予想等のチャート化も自在です。
|
|
任天堂のポジションの例 |
|
ロイヤルブルーフィナンシャルは大証新相場システムに対してインターフェースを構築し、各種データの取り込みやFidessa上での表示、配信・再配信事業を行う予定です。新相場システムのリアルタイムデータは、ポジションやリスクの再計算に利用されるほか、気配値画面から、値段と数量を自動的に取り込んでの注文発注など、Fidessa特有の便利な機能にも応用できます。Fidessaは日本の全主要市場に対応しているのはもちろん、海外市場とのインターフェースも幅広く確立済みです。Fidessaを実装したパソコンが1台あれば、大証へ発注するかたわら、シンガポールや香港の市場から約定を受け取りつつ、東証の気配値をチェックできます。市場ごとに端末を設置する必要はありません。この様に1台ですべてを網羅するFidessaはオフィススペースの有効利用にもお役に立てます。
|
|
香港・韓国・東京市場の注文が混在 |
|
|
|
|